東北地区標準1 創作コマのご紹介 Part5

かんりです。東北地区標準1からのピックアップは今日が最終です。紹介していないものも沢山ありますが、完成後のお楽しみですね。一部特筆すべきものは、今後日報の1日記事を作ってご紹介します。

 東北地区の701系に初めて乗った時のこと、恥ずかしい話ですがドア前にある段差の隙間に落ちてずっこけました。関西のわたしは列車の中に段差があるという環境には慣れていません。まさかドアの前に落とし穴があるとは思わなかったので、びっくりしましたが、同乗された現地の他のお客さんの中には、笑いをこらえていた方もいたのではと思います。気の毒なことをしました。環状線に乗る時も、一通り席が埋まっている時はドア横のスペースに立ってもたれることが多いのですが、いつもの調子で何も疑わずにドア横へ行ったのが運の尽きでした。しかし捻挫しなくて良かった。ヘタをすると動けなくなってさらに迷惑をかけるところでした。何事にも下調べは必要だということの教訓ですね。
 ちなみに段差といえば、関西では近年まで新大阪の客車ホームが一段低く、そこに到着する電車からはカーブも相まってかなりの段差と隙間のスリルを味わうことができましたが、朝寝ぼけていたりするとアレで足元をやられる可能性がありました。快速電車の一部が17番線に入ることがあったのですが、新大阪で押し出された時は恐怖でしたね。現在ではすっかり綺麗にかさ上げされていると思います。

1.赤湯

 719系の赤湯は前面のみです。側面がありませんので創作です。701系5500番台はLEDだと聞いていますので、おそらくオリジナル側面は存在しないのでしょう。もしあれば見てみたいですが。
 とりあえず赤の字は「赤羽」から持ってくれば間違いないので、これでポンと鳴いておきます。しかし、「湯」がこれが曲者。王道中の王道は「越後湯沢」ですが4文字駅名なので側面2文字と幅に互換性がないので却下、では「湯浅」はというとこちらは天鉄書体の息がかかっていてクセ文字になってしまっているのでこれも却下。湯島があるじゃないかと思って原典にあたると、これもどうやら前面文字をまずはあるべきで作って、それを転用して側面に当てていると思われるので却下。あれっ?もう無いの?、残念ながら参照する先が尽きてしまいました。

719系 赤湯前面「赤羽+湯島」であろうか

719系 赤湯前面「赤羽+湯島」であろうか

越後湯沢は4文字幅

越後湯沢は4文字幅

側面の湯島、次の前面湯島と比べてみてください

側面の湯島、次の前面湯島と比べてみてください

前面の湯島、恐らくこちらがオリジナル

前面の湯島、恐らくこちらがオリジナル

湯浅には天鉄書体の香りが・・・

湯浅には天鉄書体の香りが・・・

 仕方が無いので、なんとか元になりそうな湯島の「湯」に、4文字越後湯沢の「湯」を足しこんでゴニョゴニョすることで半分創作になりますが、これで対応しました。まさに「合わせ湯」であります。だれうま。

 

赤湯

赤湯

2.米沢

 おやおや、米沢の側面がないとはぞっとしない。719系は、しっかり側面幕を装備するよう苦言を呈しておく、と先生から一言苦言を頂戴したいところではありますが、鉄道趣味家にしか分からないネタだと思うのでこの辺りでカットします。
 標準軌の山形線には専属の車両がいて、側面「幕」のない(LED)719系と、全部LEDの701系だけのようです。側面の米沢が存在したのか、これが分かりません。一方で東北地区限定の客車幕があったと思うのですが、そこには確かに存在したはずだと思うのです。実はこの資料をロールズで持ち合わせていません。そのせいで国鉄方向幕書体を作るときに難儀したものです(酒田がなかった)。米沢、酒田、釜石、この辺りが入った客車幕があるはずです。ロールズでは関西限定タイプ(福知山線矢印追加)しかないので、今回の米沢は創作です。一応客車ベースの由来文字を当てたので、不自然な感はないと思いますが、検討材料がないというのはやはり無念です。

 

米沢

米沢

3.喜多方

 喜多方です。前々回に猪苗代で悩みまくりましたが、実はこの喜多方も全く同じ原理で前面幕の圧縮を用いています。不自然な体裁がすぐに目に付いたので、もしやと思いましたがやはりでした。719系の前面幕はかなりその時節の事情を勘案してもしっかり作られた方だと思いますが(初登場1989年、民営化が1987年、設計段階を考えるとよくちゃんとした前面幕を用意したと思います)、701系で手を抜き過ぎたがために、このような変なコマが誕生してしまったようです。455系の前面幕も719系前面と同じ文字のようですが、どちらが先行だったのかは分かりません。717系が719系より先に出ている(側面幕にしか喜多方がない)ということを考えると、前面から転用というのは不自然な気もしますが、文字輪郭を比較する限り、やはり前面タイプが使いまわされているように思います。

701系喜多方側面

701系喜多方側面

719系前面 喜多方

719系前面 喜多方

455系前面 喜多方 一番の根っこはこれだろうか

455系前面 喜多方 一番の根っこはこれだろうか

 前面の使いまわしと分かった以上は生かしておくことは出来ません。しっかりと側面に沿う文字形に補正します。似たような文字形には修善寺の「善」がありますので、これをベースに、なるべく719系前面の原典を尊重しつつ、補正を加えてみました。

喜多方

喜多方

 
 今日はたった3コマでしたが、これで東北地区標準1からのピックアップは終わりになります。明日からは東北地区標準2の作業に入ります。一般で求められるのは、やはり需要としては719系の前面タイプだと思います。ロールズの作業工程表では、前面幕は絵幕開発着手と同時に首都圏から着手予定になっていますが、絵幕が優先されることになると思われるため、かなりまだ先の遠い話になります。これらを代用される場合には国鉄方向幕書体+唯一の103系前面タイプ幕専である首都圏標準を組み合わせて作ってください。最終的には前面も網羅できると思いますが、来年中に終わるのかどうか、少なくとも年内には用意できそうにありません。申し訳ないですが1人作業ですから、気長に見てやってください。。それではまた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

スパム投稿への対策のため、日本語全角文字が2文字以上なければエラーとなります。