私鉄方向幕データベースの追加更新について

みなさんこんにちは。新春1円オークションイベントに続いて、私鉄方向幕データベースの更新を実施いたしましたのでお知らせします。

今回追加されたのは以下の3本です。終端表記を含む、計89コマです。

私鉄データベース新規追加3本

1.近鉄南大阪線のローマ字なし前面方向幕(恐らく長山式時代のもの)
2.京王線旧書体時代の側面行先方向幕
3.京阪電車ローマ字大文字時代の前面行先方向幕

1は、十年以上手に入らずに探し回った品で、特に「吉野」や「尺土」の字が特徴的です。側面が種別のみの行灯式だったころに、前面のみに装備されていた方向幕です。一見普通の書体のように見えますが、オリジナルのレタリングです。貸切のコマを見ても、面白い形をしています。検索には「前面」「あべの橋」等の行き先を入力してみて下さい。また、奈良・大阪線系統のローマ字なし方向幕とも字が異なります。「ローマ字なし」「橿原神宮前」で検索していただければ、これだけ違うのだなぁと、新たな発見になること間違いなしです。

2は、昔懐かし、京王帝都京王線時代の丸ゴシックの行き先幕です。京王5000系でも、共通した字体が使われていました。特に注意して見ていただきたいのが、都営10-000形電車の側面幕との違いです。これは非常に似ているように見えるのですが、「高幡不動」や「府中競馬正門前」で検索していただくとお分かりになるように、実はレタリングが異なります。使いまわせば良いのにと思ってしまうわけですが、京王線の各駅については、どうも別の版を使っているようです。ところが更に面白い事に、「新線新宿」から「大島」までの直通先駅のコマについては、なんと都営のものと全く同じレタリングなのです。恐らく同じ版を使っていると思われます。「岩本町」「市ヶ谷」等を一度検索なさって下さい。また「新宿」で検索いただくと、緑幕の新線新宿と、白幕の新宿の文字の形が違い(同じ1本の幕に収録されたコマなのにです)、新線新宿の方は都営車の幕の版になっていることも分かります。わたしは、この2者は同じ版を使っていると思っていたので、本当にびっくりしました。

3は、もう見られなくなった京阪電車の前面行き先幕です。元々側面幕から使用が開始されたのでしょうか、側面の版を縦圧縮して使いまわしているように見えます。駅数も少なく、特別長い駅名もない京阪電車では、行き先幕の文字が全車種の前面側面の表示で共通化されていたように思われます。東京の地下鉄線などと同じく、数少ないスミ丸書体を使った方向幕でした。すでにデータベースには側面の行き先が収録されていますので、「枚方市」「寝屋川市」などと検索していただければ、前面と側面が並んで表示されると思います。

なお、2と3につきましては、新春1円オークションイベントにて現品を出品しておりますので、もし「欲しい!」という方は、是非オークションにご参加ください。

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