2011年あけましておめでとうございます & 記念乗車証のお話

みなさん、あけましておめでとうございます、ロールズのかんりです。
本年も宜しくお願いいたします。
 
 昨日からの大雪で各地で大変なことになっているようですが、みなさんお変わり無いでしょうか。
 
 さて、あまりにも忙しすぎて、みなさんにご連絡させていただくことが遅れていたことが1件ありました。
2010年の活動で一番大きな活動だったのですが、守秘義務関連で公表許可をいただくまでに時間が掛かりまして、相当に遅れました。
 この度ロールズでは、JR西日本様(京橋車掌区様)の「記念乗車証(こどもきっぷ)」のデザイン開発を担当いたしました。この記念乗車証なのですが、他の多くの記念乗車証とは大きく趣きが異なります。
 どういうことかと言いますと、さよなら列車のためのものでも、記念列車のためのものでも、コレクターアイテムとしてのものでもなく、ただ「お客様満足」のために作るという点です。乗務員の方々の現場レベルで、お客様満足についての色々な案を出し合い、そしてそれを実践していくという非常におもしろい取り組み「CS活動」の一環で作成されることになったものです。
 もともと商売目的とは異なる、この異質の記念乗車証のお話があったときに、直接お金にならないデザイン!これこそロールズの追っているものだ!と快諾で作業を始めました(当然無償です)。が、多忙に多忙を極めて、納品が遅れJR西日本様には本当にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
 
 では、実際にロールズと京橋車掌区様で共同開発した記念乗車証をご覧下さい。券面のサイズはマルス券と同じサイズで、実際の切符のように裏の地紋に専用のものを配した本格的なものです。印刷から乗務員さんの手製ですから温かみが違います!。表面に列車の絵があり、裏面には説明文のある、ちょっと昭和の香りのするカードダスのような仕様です。裏面の白い丸の部分に、車掌さんがチケッターで日付をスタンプしてくれるそうです。一生の記念ですね!
 なお、券面デザインの版権はすでにJR西日本様へ譲渡済ですので、ロールズとしては見本レベルでしか公開することができません、ご了承下さい。現在納品済でJR様展開済のものは、車両シリーズ全7種です。路線シリーズ全8種も開発中で、開発が完了すれば納品します。
 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート1 103系
 
 おなじみ環状線の103系、車体の線画レベルで永尾信幸先生に監修をいただきました。
 ありがとうございました。京橋車掌区様のご意向で、ルーパックヘッドマークが付きました。
 ゆめ咲線の方向幕をイメージした色の配置と、環状線の抽象模様(京橋車掌区様作)を組み合わせています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート2 201系
 
 関西ではまだまだ現役の201系です。緑のルーパックヘッドマークを下げています。
 更新済の姿になります。京橋車掌区様のご意向で、ルーパックヘッドマークが付きました。
 背景の円模様は橙(環状)、緑(大和路)、青(おおさか東)を抽象化したものです。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート3 207系
 
 今や東海道や片町線の普通列車といえばこの207系ですが、わたしが子供の頃は、まだ西明石行きに103系が走ってました。
201系のようなガッコンガッコンという音がしないので、何度も寝過ごして甲南山手まで連れて行かれたのは、立花に住んでいたころのお話。もう3年以上も前になるんですね。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート4 321系
 
 ブラックフェイスの新型車両、最近は活動範囲も広くなって大活躍のようですね。
 ヘッドマークについているのは、JR西日本様の「CS活動」ロゴマークです。
 お客様満足を表現した、かわいらしいデザインです。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート5 221系
 
 現在では各地に散らばって活躍している221系。側面方向幕のない扇風機103系に混じって221系が目の前に現れた時の衝撃は、おじさん以上のお年を召した方なら同意いただけると思います。
 券面は、白を基調に、背景にはCSロゴマークを配したシンプルなデザインになっています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート6 223系
 
 JR西日本最強の新快速電車、223系は18切符で旅をする人なら1度はご乗車になっているかと。。
 223系のみ、パート6の新快速とパート7の関空快速の2デザインあります。
 裏面には新快速の囲みロゴをさりげなく配置しています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート7 223系阪和線仕様
 
 関空快速・紀州路快速用の223系。0番台と2500番台が描かれています。
 背景は車体側面の水玉模様のグラデーション、これがフォントだといって誰が信じるでしょうか。
 この模様を作っている時にPCが3回ほどフリーズしました(笑)。
 



 
 
 以上7券面です。さて、これらの記念乗車証ですが一体どうすれば手に入るのでしょうか??

 実はわたしも詳しいことは知らされていませんが、どうやら「京橋車掌区の方」が車掌として乗務される電車に、お子様と一緒に乗車された時に「恐らく状況次第」で配っていただけるような雰囲気です。元々、記念乗車証という名前ではなくて、「こどもきっぷ」という名前で開発がスタートしたもので、子供さんに配られる前提であったことは間違いないです。京橋車掌区の乗務員の方が乗務される車種しか無いということで、乗車された車種のものを、車内でもらえる可能性が高いと思います。
 このお正月休み、また年始1月の連休シーズンに大阪を観光される方、また地元でJR電車にご乗車される際には、貰える事を祈りたいところです。ただ、例えば東西線や東海道線では、明石車掌区の方がいたり、阪和線では天王寺車掌区の方もいます。この記念乗車証をいただけるのは「京橋車掌区」の車掌さんだけのはずなので、たぶん運ですね・・・。場合によっては持っていらっしゃらないかもしれませんので、もし京橋車掌区の乗務員さんが待ち時間でゆっくりしていらっしゃる時にでも、一度聞いてみて下さい。くれぐれも業務の邪魔にならないようにご注意下さいね。

 数あるJR西日本さんのグッズの中でも、ダントツのレア度を誇るんじゃないでしょうか。お金を出せば手に入るものでもないですから。ちなみに、女性車掌さんの手作り券や、ロールズ納品前の手作り券なども配布されていると思いますから、先にご紹介したロールズ共同開発分だけが配られているわけではないことにもご注意下さい。くれぐれも「これじゃないのをくれ」とか、失礼で無理極まりないことを車掌さんに言わないように!
 子供さんのいらっしゃらない、わたしのようなオジサン世代の皆さん、残念でした。どこか親戚の子供さんを釣ってくるか、園児のコスプレでもして当たって砕けない限り、手に入る望みはありません(笑)。
 
というわけで、運良く貰うことができたという方は、こっそりわたしに教えてくださいね!

また、各地の各運輸機関の乗務員区の皆様へ、ロールズではこういった活動もしておりますので、JR西日本京橋車掌区様のように、形あるものを出してみたい、デザインの依頼をしたいといった案件ございましたら、お引き受けご検討させていただきますので、ご相談下さい。納品は遅いですが、企画の性格によっては0円無償作業となりますから、無駄なお金を使わなくて済みます。

それではみなさん、本年2011年もロールズを何卒宜しくお願い申し上げます。