ミニミニ字幕原版 第6弾 宮原総合運転所113系(創作)

 こんばんわ、かんりです。ミニミニ字幕原版ダウンロード、第6弾をお届けします。っと、その前に、第5弾を昨日付で本日同時更新しております。前日の記事「ミニミニ字幕原版 第5弾 下関総合車両所12系(SLやまぐち)」もあわせてご覧下さい。この記事の一番最後の行に、昨日の記事へのリンク「前ページへ」があります。
 
 今回は、宮原総合車両所の113系です。大阪近郊の東海道山陽緩行線を走り、高槻~明石間を快速運転する普通列車として、かなり長い間活躍していましたが、221系ではなく113系が来た時の残念感は中年以上の方なら強く記憶に持っていらっしゃると思います。方向幕準備状態のまま実装されずに去って行ったりした車もあり、残った車両もLEDになったり、商業書体の黒い幕になってしまったりと影も薄く、当時も意識して見るほどの価値もないような扱いでしたが、いざいなくなってしまうとやはり寂しい感じがしますね。
 
 今回は創作を意識し、旧来の国鉄時代のコマ順と新型の黒幕のコマ順を合わせこんだものをベースに、書体を国鉄書体にしています。まず29~30番の草津線コマを「尼崎」「篠山口」に変更、このあおりで5番と8番の「湖西線」「草津線」が削除、元29~30番の草津線のコマをここに当てはめ、さらに新快速用のコマを57番以降の「方面経由の行き先」と置き換えて空きコマを埋め尽くしたところでコマが足りなくなり、39番の嵯峨野線用の「京都」が14番の京都と重複することから削除した上で、あふれた新快速の西明石を投入、49番と50番の湖西線快速のコマは国鉄書体の時代の版下に無理矢理黒幕仕様の種別だけ重ねたものにして合理化施策を演出、52の京都は湖西線の敦賀に変更、57番には湖西線の近江塩津、58番には本線の近江塩津、60番に2つめの回送としました。本来なら緑色の湖西線のコマのところ、ラインカラー設定に変えるということで、草津線のコマと合わせて色を変えて刷りなおされたということにしました。
 敦賀への新快速延長は、実は国鉄時代にいち早く近江塩津まで直流電化開業していた上で大幅に後日のことだったという架空設定で、新快速の敦賀、本線の敦賀のコマはありません。本線引退後は福知山線の大阪-篠山口間に積極的に充当されたということにして、51番の大阪は福知山線の快速用に「快速大阪」に変更、この時すでに黒仕様の幕が標準になっていたという設定で、51番のみ新型フォーマットになっています。(訳が分からん!なんちゅうややこしい話をしてくれたんや!という声が聞こえてきそうですが・・・)。
 
 元々、幕専はこのように架空設定を元に鉄道趣味家の皆さん各位が思い思いに楽しめるように、組み合わせに必要なコマは広範囲にそろえていました。本来国鉄書体で「種別あり」の近江塩津の版はありません(流用できる幅の北陸線の食パン電車419系側面にも無いと思います・・・)。そのため幕専では413系電車の幕にある「近江塩津」を種別有幅にわざわざ作り直して、1コマ設定したりしています。今回の創作幕の後半に新快速のコマがありますが、種別は阪和線の実在コマを使用して、種別有の行き先は殆んどが幕専創作コマです。網干、上郡、野洲など、実はありそうでありません。岡山の103系前面幕に存在した「播州赤穂」の漢字だけを持ってきた「種別有の播州赤穂」、湖西線の緑コマから拝借した「種別有の永原、近江今津、近江舞子、堅田」、419系の側面にある「長浜」はそのまま種別有幅として流用できますが、あえて113系側面の「長」の字を当てて作ったり、福崎や寺前はそもそも国鉄書体が存在しないので、全国の幕資料からかき集めた漢字で1から作ったりしています。修善寺の寺と前橋の前、福井の福に川崎の崎、もし当時の担当が図面を発掘できていたら、あるいは・・・、そんなことも考えながら作ってあります。
 
 ミニミニ字幕原版は、A4ロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると22枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。70コマのフルサイズですので、A4縦を30cmとすれば余白も含めて約660mm(つまり約7メートル)の長さを誇ります。インクの使いすぎにはご注意下さい。エプソンのスーパーファイン紙(ロール紙)が綺麗ですが、蛍光灯による裏からの照射には対応していないため、本来用途には高額なバックライトフィルムが望ましいと思います。
 使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。↓
 

 
 ミニミニ字幕原版は、配布を伴わない個人の趣味範囲であれば制限なく使うことができますが、営利非営利を問わず「配布を伴う用途」に用いることはできません(PDFファイル本体およびその印刷物共に同様)。改変も許されません。ライセンスは幕専使用許諾条件が適用されます。これらのお約束に抵触する場合は、別途ロールズへの許可依頼をお願いします。特例条件で許可されるケースもありますので、詳しくは幕専使用許諾書をご確認下さい。(2のイロハニホ各項に条件が記載されています)。
 
 次回は何にしましょうか?
 

■■■<お知らせ>■■■
 
 複数の方より「幕専」をどうやって手に入れたらいいのかというお問い合わせを受けています。残念ながら、もうリリース管理や版数管理、サポートをする力も、外部に開発を発注する資金力もなくなってしまいましたので、一般向けの開発は完全に終了という認識です。
 どうしてもという方には、幕専データが幾つか入っているCDとしてコミックマーケットC77で配布しました「C77アーカイブCD」が、あと数枚残っています(のりこみ2010時点で26枚で、そこで半分以上配布しましたので、たぶんあと10枚ちょっとくらいです)ので、郵送配布希望の旨でメールで連絡していただければ個別に対応いたします。ページの下のフレームに管理人宛のメールアドレスがあります。同人配布で商売ではないので、法人名義や業者さんはお断りします。500円ですが、今回は切手によるお支払いのみとさせていただきます(現金の郵送に制約があるためです)。アーカイブCDに関しては、2009年12月28日の記事に内容などが書いてあります。
 原本ももうありませんし、新規作成することもありませんので在庫限りです。「C77」と「のりこみ2010」の会場配布では、お好きなミニミニカット絵幕を1枚おまけに付けさせていただきましたので、今回最後の分の郵送配布についても、ミニミニカット絵幕を1枚ご希望のものをお付けします。壁紙として公開している図案から1つ選んでいただき、希望としてお書き添え下さい。なお、CD品切れの際はご容赦下さい。
 
 メールには、住所 氏名 年齢 電話番号 希望ミニミニカット絵幕 をお書き添えの上、お送り下さい。こちらから、郵送配布に関するご案内を返信いたします(特定商取引法に関する表示を含みます)。基本的には、返信用封筒と切手を含む、封筒による郵送申し込みとさせていただきますが、詳しくは返信としてお送りするご案内メールの本文を別途参照下さい。以上宜しくお願いいたします。

ミニミニ字幕原版 第5弾 下関総合車両所12系(SLやまぐち)

 こんばんわ、かんりです。ミニミニ字幕原版ダウンロード、第5弾をお届けします。今回は、下関総合車両所12系(SLやまぐち号)の方向幕をイメージしました。
 本物とはかなり近いながらも、64~65コマの「SLやまぐち」は、図面由来文字で国鉄書体になっています。また、14系座席車(あかつき用)の図面を元に、変更扱いで発注したという仮想設定としたため、67~68に「あかつき」のコマがあります。座席車でこのコマ番に「あかつき」があること自体は歴史的背景があり、実在します。現在の「やまぐち号」は、レトロ書体を使っていますので、似ても似つきませんが・・・。
 
 幕専は、「幕専815全国客車列車(行入の枝番05)」をメインに、「幕専804-01西日本列車L特急」を使って小郡の種別有幅、「幕専806-01西日本標準Part.1」を使用して新山口の種別有幅を、「幕専803-01全国寝台特急行」を使用して特急あかつきの2コマを出力しました。
 華やかさもあまりない行き先だけの座席車幕ですが、元となる図面は1枚あたり2コマの超豪華仕様で、昭和44年11月27日に黒岩保美氏によって作成されています。この図面から「行」が削除されたのが、変更履歴によると昭和57年11月01日です。もっと昔に更新されていたのかと思っていましたが、意外と長い間「行入り」が標準の期間があったようです。
 
 ミニミニ字幕原版は、A4ロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると22枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。70コマのフルサイズですので、A4縦を30cmとすれば余白も含めて約660mm(つまり約7メートル)の長さを誇ります。インクの使いすぎにはご注意下さい。エプソンのスーパーファイン紙(ロール紙)が綺麗ですが、蛍光灯による裏からの照射には対応していないため、本来用途には高額なバックライトフィルムが望ましいと思います。
 使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。↓
 

 
 昔の客車列車の方向幕には、全国津々浦々の行き先が入っていました。回送コマは最も上のコマにあるので、終着駅の行き先の巻取りでは、色々な行き先を見ることが出来ました。立ち止まって、じっと見ていた記憶がある方も多いのではないでしょうか。このミニミニ字幕で、ひとときのノスタルジアを楽しんでいただければと思います。
 
 ミニミニ字幕原版は、配布を伴わない個人の趣味範囲であれば制限なく使うことができますが、営利非営利を問わず「配布を伴う用途」に用いることはできません(PDFファイル本体およびその印刷物共に同様)。改変も許されません。ライセンスは幕専使用許諾条件が適用されます。これらのお約束に抵触する場合は、別途ロールズへの許可依頼をお願いします。特例条件で許可されるケースもありますので、詳しくは幕専使用許諾書をご確認下さい。(2のイロハニホ各項に条件が記載されています)。
 
 次回は宮原総合車両所113系電車(創作)を予定しています。それではどうぞご期待下さい。

ミニミニ字幕原版 第4弾 長崎鉄道事業部14系(創作)

こんばんわ、かんりです。

 ミニミニ字幕原版ダウンロード、第4弾をお届けします。今回は、本物とはちょっと趣向を変えて、幕専本来の使い方である「自由な種別行き先の組み合わせ」を駆使し、末期の寝台ブルートレイン客車の方向幕を創作で作ってみました。
 大元になるのは、西日本旅客鉄道の共通寝台客車幕(通称:黒幕)です。九州旅客鉄道と西日本旅客鉄道は、利用者好調の(ここから架空鉄道のお話w)寝台特急は存続させるという合意に達し、JR西日本(架空)が先に開発していた共通寝台客車幕の仕様に合わせて、JR九州(架空)がそのコマ順を踏襲してオリジナルで作成したという架空設定です。
 基本的な並びは西日本共通寝台客車幕(黒幕)のコマ順を踏襲し、新幹線で使用することになった「みずほ」、西日本の特急として現役で活躍する「いなば」と絵幕のない「安芸」、JR東日本管轄となる愛称の設定を全て削除した上で、単発の行き先や臨時特急「明星・彗星」で埋めたという架空設定です。「だいぜん」の出雲市設定は後日削除され、気動車運用に合わせられたという設定で、「だいせん」の2コマは経由標記の米子快速となっています。最終コマ70番は本来なら余白なのですが、九州新幹線に急遽愛称を譲ることになったという設定で「さくら」の最終運用「さくら:鳥栖」が加刷されています。
 印字と出力には、「幕専803-01全国寝台特急行」と、「幕専804-01西日本列車L特急」を使用して印字しました。幕専一般公開中にダウンロード済の方は、「ここのコマをこれで出力したのか!」と添削されると面白いですよ。こんなに簡単に字幕原版を自由に印字できたのに、殆んどダウンロードも使用もされなかった幕専プログラム、今一度「なるほどこういう風に使う物だったのか」と再発見があると嬉しいですね。
 
 ミニミニ字幕原版は、A4ロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると22枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。70コマのフルサイズですので、A4縦を30cmとすれば余白も含めて約660mm(つまり約7メートル)の長さを誇ります。インクの使いすぎにはご注意下さい。エプソンのスーパーファイン紙(ロール紙)が綺麗ですが、蛍光灯による裏からの照射には対応していないため、本来用途には高額なバックライトフィルムが望ましいと思います。
 使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。↓
 

 創作字幕ですので、本物の幕に同じ対照表のものは存在しません。その為、差異を作る小細工はしていません。本来なら70番が白コマという架空設定で作りましたが、今回は「さくら鳥栖」のサヨナラのコマを加刷したという設定のため、空きコマは1コマもありません。手回しでエンド余白を代用してください。字幕漢字は図面由来文字をさらにブラッシュアップしているので、かなり真に迫る内容になっていると思います。ご自身で印刷され、ひと時ブルートレインへの思いを馳せるというのもまた一興です。
 
 ミニミニ字幕原版は、配布を伴わない個人の趣味範囲であれば制限なく使うことができますが、営利非営利を問わず「配布を伴う用途」に用いることはできません(PDFファイル本体およびその印刷物共に同様)。改変も許されません。ライセンスは幕専使用許諾条件が適用されます。これらのお約束に抵触する場合は、別途ロールズへの許可依頼をお願いします。特例条件で許可されるケースもありますので、詳しくは幕専使用許諾書をご確認下さい。(2のイロハニホ各項に条件が記載されています)。
 
 次回はSLやまぐち号の12系客車を予定しています。幕専815-01をベースに作ります。それではどうぞご期待下さい。

1/26 8:00追記 前回の中央線幕の「四方津」が「四万津」になっていたため、修正アップいたしました。1/26午前8:00以前にダウンロードされた方は、再度ダウンロードをお願いします。恐れ入ります!(E様、ご指摘ありがとうございました!)

ミニミニ字幕原版 第3弾 中央快速線201系

みなさん、こんにちは。ロールズのかんりです。

 ミニミニ字幕原版ダウンロードサービスの試験運用、第3弾は、中央快速線の201系です。今回はほぼフルスペック後期仕様の側面幕に、おまけ3コマを追加した仕様です。本物の版を単に縮小した某社製品がありますが、ロールズの原版は全文字を1画づつ再調整・アウトライン化・再組み立てしていますので、たぶんどこの製品よりも綺麗に印刷できると思います。またE233系等でハイフン組が標準となっている旧国名入りの駅名には、これを踏襲してハイフンが入っています。
 廃版となった幕専の011-01と、これで足りない「相模湖」などのコマを追加した作業用幕専を使用して出力しました。幕専便利だったんですけどね・・・、確かに面倒なんですよね。この1本の原版用Excelファイルの作成とPDFチェックまでに4時間かかりましたから、ちょっと嗜む程度という訳にはいかないですね。休日の4時間というと結構大きいです。ミニミニ字幕原版を使えば、ただ印刷するだけですから簡単だと思います。是非使ってみて下さい。
 
 ロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると22枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。70コマのフルサイズですので、A4縦を30cmとすれば余白も含めて約660mm(つまり約7メートル)の長さを誇ります。インクの使いすぎにはご注意下さい。
 使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。
 

 
 本物や他社製品と区別できるようにするために、3コマのオマケのコマが入っています。該当するのは63番の「上諏訪」、68番の「東桂」69番の「各駅停車東桂」です。スターマインやナイアガラは入っていませんので、欲しい方は印刷したものの56番と70番に空きコマがありますから、そこにカッティングシールなどで追加して下さい。市販のポップ書体ですから、ロールズとしてはアウトライン化や幕専化はしませんでした。
 
今後も継続して、ミニミニ字幕原版シリーズを追加していきますが、もし、リクエストやご提案があればコメントをお願いいたします。
 (前回、前々回の武蔵野線205系と南武線205系のPDFについても、細かな点の修正をして再アップロードしましたので、最新版に更新したいという方は再度ダウンロードをお願いします。種別と行き先の間の空白の厳密調整と、終端標記の文字サイズなどを変更し、メタ情報を追加しています。)

 ミニミニ字幕原版は、配布を伴わない個人の趣味範囲であれば制限なく使うことができますが、営利非営利を問わず配布を伴う用途に使うことはできません(PDFファイル本体およびその印刷物共に同様)。改変も許されません。ライセンスは幕専使用許諾条件が適用されます。これらのお約束に抵触する場合は、別途ロールズへの許可依頼をお願いします。守っていただけない方や、団体、企業さんが出てきたときには、また幕専の時と同じように「一般公開中止」の可能性があります。宜しくお願いいたします。
 特例条件で許可されるケースもありますので、詳しくは幕専使用許諾書をご確認下さい。(2のイロハニホ各項に条件が記載されています)

ジェ●ンニが一晩でやってくれました

 さて、南武線の205系に新しい方向幕が入ったという情報があったので、早速ネット上のブログさんを巡回して、それっぽい画像をチェックしたところ、国鉄書体の経由幅文字に横ラインの3色線で仕切りをつけて、ローマ字を小文字にした幕であることが判明。

 ミニチュア字幕原版ダウンロードサービスの試験運用に最適だ!というわけで、ジェ●ンニが一晩でやってくれました。南武線の新幕風味・創作ミニチュア字幕です。

 ロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると9枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。

 回送・試運転・臨時・団体については、ローマ字があるかないか分からなかったので、とりあえず無しで作っています。17~20のコマは「おまけ」です。本物の対照表には無いようですのでご注意下さい。

 ミニ字幕原版を作成するノウハウがどんどん蓄積されつつあります。今後、専用ページを作って全国津々浦々を網羅するつもりなので、応援宜しくお願いします。幕専の挫折ごときで萎むかんりではありません。反骨でがんばります。

 このくらいの幕デザインなら無料でやりますから(そもそも上のミニチュア字幕原版の工数はたったの8Hですので、実質1人日で終わってます)、JRさんや関連企業さんで「デザインコストを出来るだけ下げたい!」という場合はこっそりウチに依頼してください。PDFからIllustratorファイルを作ったりも出来ますよ。それではまた。

幕専開発終了&ミニミニ字幕ダウンロードサービス計画開始について

こんにちは、かんりです。

幕専が一般の方に全く受けず、使い方の分からない方ばかりで普及しなかった上に、悪質業者への格好のえさとなってしまったことの反省として、もっと利用しやすい形で幕専プログラムを活用できないかをずっと検討していました。

まず前者の問題について「一般の方が利用しやすい形」を考えました。アウトラインだけがフォントプログラムの中にあり、その組み合わせと出力はユーザがしなければならなかったことが作業をややこしくしていて、それによって「面倒くさい」という意識がユーザ各位に芽生え、敬遠されるに至ったのではないか、こう分析しました。
ニワカ鉄オタさんをカモに金儲けを企てる業者にとっても、幕専の人気や知名度が低いままであることが有利に働き、使い方さえ分かれば本物と遜色ないクォリティで印字出力が期待できることから、こういった2次的野心をもった人しか使い方を学ぶところまでは至らなかったのでしょう。そういった意味で前者を解決すれば、後者への抑止力になり、結果として両方解決できる可能性が高まることも考えられます。
幕専はそのまま方向幕を印字するためだけにあるのだから、仕上がり版があればよい。自由に組み合わせられる個別の版があっても、使い方が難しく面倒くさければ結果として使われずに、本末転倒であったということではなかろうかと思います。

というわけで具体解決策。用途としては画像を得ることによってその素材を活用する、たとえば鉄道モデリング(3D)用や、その素材を縮小して印刷することでNゲージ等の鉄道模型用のシール・デカールとして使用するというのが最も有力です。そしてもうひとつが実際に仮想の方向幕を自分で版から組み上げていくという用途で、これは非常に需要が少ないながらも、確実にコアユーザの要求として必要であることがわかっています。

1.モデリング・シールデカール用の画像
2.実際の方向幕やミニチュアの印刷原版

1であれば画像(jpg)のみで事足りますが、2を考えるとアウトラインとしての情報は残さなければ話になりません。2の用途に使える解像度の画像を用意するとなると大変な話になります。そこで、アウトライン利用でも画像出力でも問題ない方法を考えなければならないです。これを解決できる方法として、データ形式的な話でPDFが候補になりました。

PDFで実際に方向幕の版を作ることができるのか、これを検証する必要が出てきたので、実際にやってみたところ、とりあえず問題ないことが分かりました。PDFから画像を得ることもできることが分かり、ライトユーザの方にもコアユーザの方にも、とりあえず共通した版を提供させていただくことで用途別に使っていただけるだろうということになりました。

一番の懸案だった「入力のややこしさ」は、PDFの版を作るところを私が肩代わりすることで、大幅に省略できます。PDFの原版は、まさに「ミニチュア方向幕」そのものの版であり、そのまま印刷すれば実際にミニチュア幕になります。PDFファイルを画像ファイルに変換すれば、全コマは画像ファイルとして得ることができます。画像ファイルはそれを縮小するだけで、モデリング・シールデカール用としてすぐ使えますし、大きさを指定する場合でも、Acrobatの切り取りツールと倍率変更を活用すれば、アンチエイリアスのかかった綺麗でプレーンな画像を得ることができますから、制約も出てきません。

問題は「用意された版をユーザが改変できない」ことですが、これは圧倒的多数のライトユーザの方は「本物と同じような色・文字・コマであれば満足する」という傾向が大変強く、文字の違いなどどうでもよいと考えていることが分かってきましたから、とりあえずライトユーザについてはこの問題は無視できます。コアユーザの方の数が非常に少ないので、コアユーザの要求という意味では私個人で対応できるだろうと考えました。つまり、一般的に最も需要があるだろう本物とほぼ遜色ないコマ内容の原版を作り、一般供用した上で、個別の改変案件については、別途対応させていただくことにしました。

これにより幕専プログラムを体系化・一般向けリリースする必要がなくなることになり、改版リリース管理などは全て、私の個人的作業として内部完結させることができます。仕様書も必要なく、幕専をカタログ管理する必要もなくなりました。極論からして幕専を開発する必要がなくなった(前述の原版を作るために一時的に個人的作業用部品としてあればよい)と言えます。

コアユーザの方には大変申し訳ないのですが、色も組み合わせも自由にできる幕専の魅力は、PDF原版提供に移行することで失われます。対外リリースも全て中止し、幕専体系そのものを廃止することになるので、今後関東中電などの待ち望まれたデータは、完成をまたず対外的には未リリースのまま廃止となります。

いくら美味しくて最高の品質のスイーツを作ったとしても、そのパッケージを開けるのに、食べるために恐ろしいまでの手順やスキルが必要になれば、結果として食べてくれる人は殆んどいないくなるのは当たり前ですね。いくら無限大の自由なトッピングが中に一緒に入っていても、そこまでたどりつけなければ、それも全く無意味です。そこでパッケージ内にあったトッピングを廃止、すでに人気の高いトッピングが施された状態で、とても簡単なパッケージにして出そうという訳です。

今までの幕専の開発で唯一の誤算だったのは、鉄道趣味家と言われる人たちの圧倒的多数が「ニワカ」だったということです。つまり深く研究したり、掘り下げてなにかをやっている人というのはごくごく僅かひとつまみの人だけで、殆んどの人は「電車だ!わーい!」程度だったということなんです。字幕好きの人たちでも、文字そのものはどうでもいいという人達が圧倒的多数で、それをどこがデザインしたのかなんてマジでどうでもいいと。「JRの行き先だ!わーい!」で完結というレベルでしかなかった。これが誤算でした。ひとつまみの人達向けに、最高の品質を目指していたわけで、結果利用が進まないのは当たり前だったんです。

■幕専に代わる新たなサービス「ミニミニ字幕原版ダウンロード」

PDFで字幕原版を作れば、大多数の需要に応えることができるという結論が出たので、実際にどういった方法でこれを提供するかですが、実幕資料に存在したコマ順の原版を、今ある幕専部品を使用してどんどん作っていこうかと。そして例えば「113系国府津」といったような感じで、路線ではなく車種ごとの実幕サンプルをベースに再現したもの(もちろん幕専アレンジが施された状態)をダウンロードできれば理想だと考えました。これなら、「藤沢のコマが欲しければ国府津の113系か185系だな」と鉄道趣味家の方ならすぐ分かるだろうと思います。

そこで最初の試験的なリリースとして、今話題の「武蔵野線205系」のミニミニ字幕原版をダウンロード可能にしました。このリリースで取れた統計データをベースに、ユーザの利用度などを研究して、より理想に近い形で後続の正式リリースを計画していこうと思っています。

実際に「ミニミニ字幕原版」の案として武蔵野線205系の原版(試験のためおまけのコマ付)をアップロードしましたので、一度是非ご覧いただきたいと思います。A4のロール紙に印刷すれば、印刷するだけでミニ字幕1本が完成します。普通のA4紙に印刷すると12枚になりますが、これらを全て縦にテープなどで連結すれば、同じように1本の字幕を作ることができます。使い方は至って簡単で、AdobeReader(AcrobatReader)のインストールされたPCでPDFを開いて、印刷するだけです。↓の画像をクリックしていただければ、原版PDFが開きます。

1つだけ怖いのは、ミニミニ字幕原版といってますが、これはA4ベースで文書作成しているだけの話であって、中身がアウトラインなので、どこかでまた性根の腐った業者やヤフオクの個人転売屋が、拡大して印刷して「レプリカ」と称して高額で売りつける可能性が無いとは言えないことです。しかも、幕専の使い方を熟達した人間でなくても簡単に刷ることができる上に、わたしが徹底的に作りこんだ内容を反映した状態でアウトプットするので、結果として「かなり研究されたレベルの高い内容」の非公式で怪しいグッズが、今まで以上に蔓延する可能性があります。なるべく本物とは区別できるような差異を入れるようにはしますが、たとえ入れたとしても幕専で印字するレベルのものでの差異なので、相当字幕研究をされている方にしか分からないはずなので、一般向けにはあまり意味がありません。
これらの対策ですが、今までの幕専は知名度が低すぎたこのことが闇利用をしやすくしていたことは間違いないので、今後はこのミニミニ字幕原版@ロールズ謹製のサービスを、もっともっとライトな趣味家にも浸透するよう広報活動を行い、「ああ、あれはロールズの作り物だな」と誰もがすぐに判断していただけるような、そういった方向にもっていきたいと思います。買う側がいなければ、売る側ももたないはずです。

幕専が無償であったのと同じように、ミニミニ字幕原版サービスも基本的に無償で進める予定です。幕専の利用許諾は引き続きミニミニ字幕原版にも適用されることから、許可のないシールデカール販売は例え同人であってもNGです。逆に、今までに幕専利用許諾を個別に申請していただいている業者さん、団体さん、個人さんについては、契約内容を変えることなく、ミニミニ字幕原版を幕専として継続して商用利用していただけることになります。

というわけで、幕専にかわる新たな試みとして2011年ミニミニ字幕原版ダウンロードサービスにどうぞご期待下さい(途中で興ざめするような事件があれば、これも中止するかもしれませんが・・・)。あと、幕専は2011年1月8日をもって、対外リリース及び開発終了を宣言させていただき、ライセンス申請ユーザ以外の個別のサポートも終息とさせていただきます。長らくのご愛顧誠にありがとうございました。

2011年あけましておめでとうございます & 記念乗車証のお話

みなさん、あけましておめでとうございます、ロールズのかんりです。
本年も宜しくお願いいたします。
 
 昨日からの大雪で各地で大変なことになっているようですが、みなさんお変わり無いでしょうか。
 
 さて、あまりにも忙しすぎて、みなさんにご連絡させていただくことが遅れていたことが1件ありました。
2010年の活動で一番大きな活動だったのですが、守秘義務関連で公表許可をいただくまでに時間が掛かりまして、相当に遅れました。
 この度ロールズでは、JR西日本様(京橋車掌区様)の「記念乗車証(こどもきっぷ)」のデザイン開発を担当いたしました。この記念乗車証なのですが、他の多くの記念乗車証とは大きく趣きが異なります。
 どういうことかと言いますと、さよなら列車のためのものでも、記念列車のためのものでも、コレクターアイテムとしてのものでもなく、ただ「お客様満足」のために作るという点です。乗務員の方々の現場レベルで、お客様満足についての色々な案を出し合い、そしてそれを実践していくという非常におもしろい取り組み「CS活動」の一環で作成されることになったものです。
 もともと商売目的とは異なる、この異質の記念乗車証のお話があったときに、直接お金にならないデザイン!これこそロールズの追っているものだ!と快諾で作業を始めました(当然無償です)。が、多忙に多忙を極めて、納品が遅れJR西日本様には本当にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
 
 では、実際にロールズと京橋車掌区様で共同開発した記念乗車証をご覧下さい。券面のサイズはマルス券と同じサイズで、実際の切符のように裏の地紋に専用のものを配した本格的なものです。印刷から乗務員さんの手製ですから温かみが違います!。表面に列車の絵があり、裏面には説明文のある、ちょっと昭和の香りのするカードダスのような仕様です。裏面の白い丸の部分に、車掌さんがチケッターで日付をスタンプしてくれるそうです。一生の記念ですね!
 なお、券面デザインの版権はすでにJR西日本様へ譲渡済ですので、ロールズとしては見本レベルでしか公開することができません、ご了承下さい。現在納品済でJR様展開済のものは、車両シリーズ全7種です。路線シリーズ全8種も開発中で、開発が完了すれば納品します。
 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート1 103系
 
 おなじみ環状線の103系、車体の線画レベルで永尾信幸先生に監修をいただきました。
 ありがとうございました。京橋車掌区様のご意向で、ルーパックヘッドマークが付きました。
 ゆめ咲線の方向幕をイメージした色の配置と、環状線の抽象模様(京橋車掌区様作)を組み合わせています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート2 201系
 
 関西ではまだまだ現役の201系です。緑のルーパックヘッドマークを下げています。
 更新済の姿になります。京橋車掌区様のご意向で、ルーパックヘッドマークが付きました。
 背景の円模様は橙(環状)、緑(大和路)、青(おおさか東)を抽象化したものです。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート3 207系
 
 今や東海道や片町線の普通列車といえばこの207系ですが、わたしが子供の頃は、まだ西明石行きに103系が走ってました。
201系のようなガッコンガッコンという音がしないので、何度も寝過ごして甲南山手まで連れて行かれたのは、立花に住んでいたころのお話。もう3年以上も前になるんですね。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート4 321系
 
 ブラックフェイスの新型車両、最近は活動範囲も広くなって大活躍のようですね。
 ヘッドマークについているのは、JR西日本様の「CS活動」ロゴマークです。
 お客様満足を表現した、かわいらしいデザインです。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート5 221系
 
 現在では各地に散らばって活躍している221系。側面方向幕のない扇風機103系に混じって221系が目の前に現れた時の衝撃は、おじさん以上のお年を召した方なら同意いただけると思います。
 券面は、白を基調に、背景にはCSロゴマークを配したシンプルなデザインになっています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート6 223系
 
 JR西日本最強の新快速電車、223系は18切符で旅をする人なら1度はご乗車になっているかと。。
 223系のみ、パート6の新快速とパート7の関空快速の2デザインあります。
 裏面には新快速の囲みロゴをさりげなく配置しています。
 



 
京橋車掌区記念乗車証 車両シリーズ パート7 223系阪和線仕様
 
 関空快速・紀州路快速用の223系。0番台と2500番台が描かれています。
 背景は車体側面の水玉模様のグラデーション、これがフォントだといって誰が信じるでしょうか。
 この模様を作っている時にPCが3回ほどフリーズしました(笑)。
 



 
 
 以上7券面です。さて、これらの記念乗車証ですが一体どうすれば手に入るのでしょうか??

 実はわたしも詳しいことは知らされていませんが、どうやら「京橋車掌区の方」が車掌として乗務される電車に、お子様と一緒に乗車された時に「恐らく状況次第」で配っていただけるような雰囲気です。元々、記念乗車証という名前ではなくて、「こどもきっぷ」という名前で開発がスタートしたもので、子供さんに配られる前提であったことは間違いないです。京橋車掌区の乗務員の方が乗務される車種しか無いということで、乗車された車種のものを、車内でもらえる可能性が高いと思います。
 このお正月休み、また年始1月の連休シーズンに大阪を観光される方、また地元でJR電車にご乗車される際には、貰える事を祈りたいところです。ただ、例えば東西線や東海道線では、明石車掌区の方がいたり、阪和線では天王寺車掌区の方もいます。この記念乗車証をいただけるのは「京橋車掌区」の車掌さんだけのはずなので、たぶん運ですね・・・。場合によっては持っていらっしゃらないかもしれませんので、もし京橋車掌区の乗務員さんが待ち時間でゆっくりしていらっしゃる時にでも、一度聞いてみて下さい。くれぐれも業務の邪魔にならないようにご注意下さいね。

 数あるJR西日本さんのグッズの中でも、ダントツのレア度を誇るんじゃないでしょうか。お金を出せば手に入るものでもないですから。ちなみに、女性車掌さんの手作り券や、ロールズ納品前の手作り券なども配布されていると思いますから、先にご紹介したロールズ共同開発分だけが配られているわけではないことにもご注意下さい。くれぐれも「これじゃないのをくれ」とか、失礼で無理極まりないことを車掌さんに言わないように!
 子供さんのいらっしゃらない、わたしのようなオジサン世代の皆さん、残念でした。どこか親戚の子供さんを釣ってくるか、園児のコスプレでもして当たって砕けない限り、手に入る望みはありません(笑)。
 
というわけで、運良く貰うことができたという方は、こっそりわたしに教えてくださいね!

また、各地の各運輸機関の乗務員区の皆様へ、ロールズではこういった活動もしておりますので、JR西日本京橋車掌区様のように、形あるものを出してみたい、デザインの依頼をしたいといった案件ございましたら、お引き受けご検討させていただきますので、ご相談下さい。納品は遅いですが、企画の性格によっては0円無償作業となりますから、無駄なお金を使わなくて済みます。

それではみなさん、本年2011年もロールズを何卒宜しくお願い申し上げます。