リアルロールズ寝室読書灯 プロトタイプ2号完成!

リアルロールズ 寝室読書灯 プロトタイプ2号 完成!!!!

 かんりです、皆さん、やりました! ついにこの時が来ました!、リアルロールズ寝室読書灯のプロトタイプが完成しました!。遅すぎるだろうとお叱りもあると思いますが、ついに夢のアイテムが、まさかの同人グッズとしてこの世に出ようとしてます!。兎に角も喜びの第一声でご報告させてください!。

 とりあえず前回のプロト試験1号から大幅にシェイプアップができたと思います。特に奥行き、そして横幅です。車載を前提にしたいというご要望も頂いていましたから、何とか小さくできないかと考えまして設計図から全部作り直しました。全体比較写真を、前回と同じく「松本商事さん」「赤い電車さん」と並べて撮影していますので、ご確認いただきたいと思います。コスト削減のため、プロト1号を分解して2号を作ったので、1号と2号の比較写真がありません、ご容赦ください。

リアルロールズ 寝室読書灯 手動タイプ

リアルロールズ 寝室読書灯 手動タイプ

後ろにはDC入力と蛍光灯スイッチ

後ろにはDC入力と蛍光灯スイッチ

奥行きの厚みが減りました

奥行きの厚みが減りました

各社製品と比較 やっぱり光るっていいですね!

各社製品と比較 やっぱり光るっていいですね!

私鉄幕専の試験印刷を実装して透光試験中

私鉄幕専の試験印刷を実装して透光試験中

 幕のサイズはA4幅です。前回のプロトでは205ミリで5ミリ短く加工する必要がありましたが、今回の改修でその必要もなくなりました。したがって、家庭プリンタで印刷・そのまま利用も可能です。そして幕専のハイクォリティなアウトラインをそのままフォト画質で印字可能なので、本物より綺麗です。そのままA4対応スキャナで取り込めば、デカールやシールの素材として使えますね。本物を家庭用スキャナで取ろうとすると、とんでもない労力が掛かる上に幕を痛めてしまう可能性がありました。模型シールのための原版を、画像ベースから作りたいという場合には、このリアルロールズ用のミニチュア幕はきっと役に立つはずです。

 蛍光灯ですが、やはり「読書」用途の照明としては8W蛍光灯が望ましいのですが、明るすぎて本物の質感に遠くなるということもあり、鑑賞目的や非常口や行灯式の表札として使うなら電力も少なく、夜間にそれなりに見えればよいという本音もあると思い、4W蛍光灯にも対応しました。今回は4Wタイプで撮影を試みました。4Wの場合、乾電池運用が可能で、乾電池4こで動きました。これで自転車への搭載も可能ということが実証できました。普段は「PTA巡回中」などと表示しつつ、ひとのいない所で「新快速」にしたりして自分に世界に入ることが出来ます!、8Wタイプは照明性能がかなり高いので、昼間の建物の案内表示などにも使えます。両者用途に応じてということになります。
 

電車写真でもフォトショでもない、実物のリアルロールズ

電車写真でもフォトショでもない、実物のリアルロールズ

 
 いやぁ、蛍光灯さすがです。この柔らかい光、何ともいえません。それにどうですか、この「上野」行きの表示です。本物の電車の画像じゃありませんよ、これはリアルロールズの写真です。このjpeg画像では奥行きを感じることはできませんが、実物を見ていただければ「うぼぁ!!?」と声を上げること間違いなしです。そうそう、ロールズプロジェクトは今回、冬のコミックマーケットに受かりました!、ですのでこのプロトタイプを是非ビッグサイトの会場に持って行きたいと思っています。ただ他の出し物が疎かになりそうですが・・・。

 残る懸案としては「前面化粧パネル(アクリル)」です。実際設計図の採寸通りに発注すると、1枚「3500円」になるそうです。パネルだけでそんなに高いと、全体として高額すぎるということになりかねません。そこで、実寸の設計図を公開し、なんとしてもこだわった化粧パネルが欲しい方はご自身で独自に発注・用意してもらうということにしました。ロールズ純正品のパネルとしては、比較的安い素材を、同人ならではの加工で、見苦しくない程度に何とか加工してコストを下げることで考えています。
 蛍光灯の回路などでそこそこお金がかかるので、売価は他の部分でなんとか削って、4000円くらいにできればと思っています。ちゃんと家具屋さんの木材を使ったれっきとした「家具」ですし、寝室の電気スタンド・照明の価格として4000円くらいなら納得いただけるのではと思っています。ただ最終的にはもう少し高くなるかもしれません。5000円だけは超えないレベルを死守するよう考えています。一家にひとつ枕元にひとつあれば、望郷と旅愁をいつでも感じることが出来る、ただ回して遊ぶだけじゃない、常に皆さんの明るい未来を照らし続ける灯火として、末永く使っていただけるようなアイテムになればいいなと思いますね。

 そして、私鉄幕専の、こちらも開発プロトということで、今回いくつか作っていました。せっかくなので印刷して、問題ないかの確認などをしていました。印刷のクォリティはもう言うまでも無く、裏地が黒であっても色ムラがないし、透光性能も極めて実用レベルであることが確認できました。また、国鉄、私鉄問わず、幕専ベースであれば各社のコマを混ぜ混ぜに印刷することも可能です。
 いろいろな玩具メーカーからミニチュア方向幕っていうものが発売されてますが、わたしが納得できないのは、その印刷内容を「指定できないこと」だと思っています。シリーズ化されても全部買うつもりもないし、1形式1本の幕でも、時期によって書体やコマ順が違うのがこの世界の常ですから、何々系でーす!と言ってある1例だけを生産されても納得できませんよね。幕専なら、ロールズなら全部指定できる。そしてオリジナルの表記も製作発注できる!、そういうきめの細かさがあるべきだと思っています。

 

黒地でも大丈夫そうです

黒地でも大丈夫そうです

1.快速急行 甲陽園ゆき

 まぁありえないものこそ幕専の醍醐味というわけで、作ってみました。目的は「黄色裏地」と中線の「白」そして「黒の裏地」が意図通りに透光するかということだったのですが、まぁ概ね大丈夫のようです。あとは塗りつぶし域を表示枠より外まで補い、どこからみても隙間がないようにできれば言うことなしだと思います。

 

ムラがない・・・、いいえ幕専です

ムラがない・・・、いいえ幕専です

2.急行 久喜ゆき

 まさかの8500系幕装備車が東武へ乗り入れていくという、ありえないものの代表例といったところ。この表示の目的は、やはり「赤の裏地」の出色の確認です。8ワット蛍光灯の場合は端まで照らされるので、すこし薄いかなというイメージになるかもしれませんが、色ムラもなく、非常に綺麗で及第点といえます。本物のローマ字つきの幕資料がないので、できるだけ雰囲気が近くなるようにがんばりました。

 

種別と行き先の間にブリッジがないとなんか変ですねやっぱり

種別と行き先の間にブリッジがないとなんか変ですねやっぱり

3.多摩急行 松戸ゆき

 本来は小田急電車の方向幕は種別と行き先が別の幕になってます、それがリアルロールズで実現できるかが分かりませんが、一体型でもまぁ雰囲気は伝わるだろうということで多摩急行の松戸ゆきを作成。多摩急行は旧配色、まさかのJRテリトリー乱入の松戸ゆきは、絶対ありえません。全部の裏地が「黒」ですが、やはりかすかに光の色が漏れます。本物の方向幕はインクの層がしっかりしてますが、インクジェットではどうしても黒が少し弱くなるようです。まぁ、そこまで違和感があるともいえないので、まぁありでしょう。この試験により、西日本タイプのJR黒色幕の実現が可能であることも分かりました。

 

ついに一般通勤車まで格落ちした300/350系・・・(ウソ)

ついに一般通勤車まで格落ちした300/350系・・・(ウソ)

4.区間準急 中央林間ゆき

 東武の方向幕は幅が少し狭いので、厳密に本物っぽくするには表示枠をもっと狭く、特別なサイズの幕専がいると思います。今回は共通的な試験の為の1コマなので、幅広のタイプで印字しています。形式にすれば東武300/350系といったところでしょうか。何とも不思議な雰囲気がありますね。中央は「小田急バス」の幕から文字を取ってきました。林間は実車の「林間学校」表示から。丸ゴシックの方が、スミ丸より調整が難しいです。少なくともTTE上の作業ではそうでした。裏地の色がもう少し濃いほうがいいのでしょうか。

種別の裏地が足りないだけでこんなに違和感があります

種別の裏地が足りないだけでこんなに違和感があります

5.快速急行 東須磨ゆき

 乗り入れ先まで頑なにゴシック表示のまま大開駅を通過する1020系をご想像下さい。とは言え、ちょっとズレてますけど、文字の質感はしっかりインスパイアできたのではないでしょうか。種別の色裏地を枠外まで伸ばす方法だけを考えないといけませんが。須磨寺のカーブにゆっくり進入する近鉄車を見たい!、ぜひ見たい!という方もいると思いますし、実際そういったレイアウトを模型でされている方もいるかもしれません。そういった少数派の皆さんにこそ、幕専が力になれればと思うわけです。

 

こちらはもう「なつかしの」となってしまった表記・・・

こちらはもう「なつかしの」となってしまった表記・・・

6.準急 渋谷ゆき

 往年の西武の幕はローマ字もなくすっきりした、色気の無い素朴な表示でしたね。あの黄色い電車が渋谷を表示したら・・・、そんな表示です。裏地の色はまぁこんな感じですね。どこで車両交換するのだろうか、などと想像をめぐらせることができるのも幕専ならでは。ローマ字がないものは相当楽なのではないかと思ってましたけど、意外とやっぱり疲れますね。

 というわけで、私鉄幕専についてもまぁ、「作ることはできる」という最初のステップは越えられたと思います。国鉄と違って駅数が少ないですから、乗り入れ先を考慮しても、ある程度少なめです。リアルロールズで利用できるほうがいいと思うので、こちらの開発も真剣に計画していきたいと思います。いままで日の目を浴びることの少なかった幕専が、ついに癒しアイテムの必須データとして必要性を増してきた感じです。
 あるものないもの、表示させるだけで楽しめる鉄道趣味家の方も、旅好きで特急の表示を眺めていたいという人も、いろいろ楽しめるでしょう。さらにはバスの経由幕なども、できればやっていきたいですね。終前灯と終夜灯の追加回路を現在検討しています。寝る前には蛍光灯から緑豆球、そして就寝時には赤豆球に切り替えたりできれば楽しいですよね。

 それではまた何か動きがあれば色々とご報告していきます。今回の記事でリアルロールズについて何かお気付きのことや、ご感想をいただければ大変嬉しいです。是非、お気軽にコメント下さい。匿名希望の方は、名前に「hoge」、メールアドレスは「hoge@hoge.co.jp」で結構です。いろんな励みや参考にさせていただきたいと思います。