東海地区標準(1~2) 創作コマのご紹介 Part1

かんりです。

今週も引き続き、既存漢字の配置が終わったコマから実在しない創作コマをメインにピックアップしていきます。
作業は東海地区標準に入りました。東海地区は気動車路線が多く、国鉄書体で一般的な側面デザインの印字となるものは、関西・中央・東海道の幹線と、飯田・身延線、この辺りに絞られます。また幹線部分でも近年、JR東海さんの方針によるものか、運用上で折り返し設備を持つ駅については余ったコマにどんどん入れていくという方針を取っているようですので、その関係で従来は存在しなかった駅名も、幕専ならでは、国鉄書体で投入されることになりました。

 
1.金山

 211系、115系、113系、103系それぞれで国鉄書体タイプの金山は見つけることが出来ませんでした。89年タイプの小糸製にも入っていないため、新書体移行後に発生したコマだと思われます。そのため幕専ではこれを創作する必要があります。「金」の字は3種類ほどあります。1つは小金井タイプ、もう一つは12系の金沢タイプ、そして最後が金田・東金タイプ、金山へのチョイスとしては、最後の金田・東金で使われている字体を採用しています。

 

金山

金山

2.笠寺

 笠寺も同じく国鉄書体の段階では投入されていなかったコマです。笠の字は山陽本線の「笠岡」か常磐線の「笠間」しかありませんが、前者は前面幕の漢字を圧縮しただけのものなので、ここは1つしか選択がありません。笠間の笠を用います。寺の字は「高蔵寺」と統一しておくことにします。

 

笠寺

笠寺

3.共和

 共和、こちらも国鉄書体の段階では投入されていなかったコマです。しかも、「共」の字は他の駅にも前例がありません。仕方がないのでここは漢字を創作します「吉」+「呉」というチョイスで改変しました。和は「和気」から。

 

共和

共和

4.刈谷

 刈谷も国鉄書体の段階では投入されていなかったコマです。さらに刈の字は他の駅に前例がありません。惜しいところでは「苅田」がありましたが、先日の記事の通り「国鉄書体ではない」という致命的な例でしかないのでここは創作します。「区」+「別」というチョイスで改変です。「メ」の部分、もしかするとまた修正が入るかもしれません。「谷」も複数種類がありますが、ここは一番例の多いタイプを採用しました。深谷、熊谷、越谷、南小谷、岡谷 などなどで使われているものです。

 

刈谷

刈谷

5.安城

 例の如く国鉄書体の段階では投入されていなかったコマです。こちらは幸運なことに頻出の漢字のみで構成されています。「安」は2文字タイプのフルサイズとしては、安土、安浦、倶知安で使われている1例のみですからこれを選択します。城も頻出でメインとなる文字は決まっていますので、これを配置します。こうして置いてみるとどこかで見たことがある感覚にとらわれますね。種別ありタイプも並行して作っています。この安城に、「御殿場経由」や「新宿経由」「新快速」などなど種別を組み合わせできるようになります。しかしそれで誰が得をするのかはわたしにも分かりません。。

安城

安城

今日の分は5コマです。明日もまた同じような流れでピックアップしていきます。