異端すぎた「越後赤塚」

かんりです、こんにちは。連休はいかがお過ごしですか?
連休など無い!という方もいらっしゃると思います。お察しします。

 さて、またしても後追い更新で失礼しますが、今日は北陸データに手を出していました。幕専もかなりの量の漢字を作ったので、もう殆どコピペだけで完成するデータがあってもいいのにと思いますが、全くダメです。この北陸データも、半分以上が新規アウトラインを起こす必要があり、かなりの苦行となりそうです。しかしながら、今後のデータに使いまわしが必須になっているデータ、例えば「柏崎の柏を→柏へ」や、「巻を→花巻へ」などもあるので、今後に少しづつ生きてくると思われます。
 一方で、実際の方向幕資料にはないもの、例えば「氷見」の「氷」などは作らないといけないと思っていたところ、熱中時間の撮影セットの作成のためにNHKの美術さん向けに「氷川」を作っていたので、実はパーツ化されていたといった例も。もう2年越しでやってるので、何と何を作ったかもう覚えていないんですね。あるかなと思ったら無かったり、無いだろうと思ったらあったり、1つ1つ見ていかないともう分かりません。

 密かに今日がっくり来たのが、北陸地区標準のPart1に「越後川口」が入っていなかったこと。漏れてました・・・。どうしようか悩みましたが、12系客車データに種別なしの「加賀温泉」があり、新幹線データに種別ありの「加賀温泉」があることから、「ぽ」にマッピングされていた「加賀温泉」を消去することになりました。北陸データは1データ1セットしかないので、コマが限界になっています。もう出てこないことを祈りつつ進めたいと思います。

 ちょっとしたマメ知識というか、どうでもいい話なのですが、この北陸データに編入している新潟地区の方向幕の中で、気になるものが1つ。旧国名が入る4文字行き先が5つあり、それぞれ頭に「越後」を冠していますが、なぜか1つだけデザインが違います。画像をクリックしていただければ、5つの駅名が展開されます。

越後のつく5つの行き先

越後のつく5つの行き先

 さて上から見ていきますと、「越後曽根、越後川口、越後湯沢、越後中里、越後赤塚」、この最後の越後赤塚に注目してください。パッと見た感じではたぶん、まぁ普通におかしいところは何も無いように見えるのですが、よーく「越後」だけを見ていただくと・・・。間違い探しじゃないですが・・・、お分かりになりますか? 越後の字が他のものと違いますね。この越後赤塚だけ、なぜこんな怪しい文字になっているのか、謎は深まりますが理由は不明です。他の4つと同じ版を使いまわせなかったのか、あまりにも不自然です。

 ひとつひとつの文字が寄せ集めではないかと疑って、少し資料をあさっていましたら、出てきました。元の版だろうと思われるものです。まずは「赤」ですが、

 

赤は播州赤穂の赤か

赤は播州赤穂の赤か

ご覧のように「播州赤穂」の赤ですね。これはぴったりそのままと言った感じです。間違いないでしょう。

 次は塚、これは少し自信がありませんが、どうやら横須賀総武線の113系側面の「平塚」の塚を少し横圧縮したものではないかと思います。

恐らくこの塚(横須賀総武線)

恐らくこの塚(横須賀総武線)

最後に越後なのですが、わたしの資料から一生懸命に探したものの、同じ版と思われるものは見つけることが出来ませんでした。たぶん横に拡張しているのではと思われたので、縦横の比率が均等になるように寄せてみた文字アウトラインを載せてみます。

 

出所不明

出所不明

特急用でもなさそうです。うーん、分かりません。「後」のつくものはそれほど多くありませんので、見てみましたが「羽後本荘」「後藤寺」「筑後吉井」、どれも違うようです。「越」と「後」それぞれの取得元も違うような気がしますが、どちらも真相は謎です。

 というわけで、この異端文字になっている「越後赤塚」は幕専では ボツ! となりました。他の4つの越後~~と合わせて、独自に立て直します。

 

幕専での越後赤塚の実装

幕専での越後赤塚の実装

結果がこちら。原本と同じものは「赤」のみです。塚は東海道線113系の「平塚」から。これ、横須賀総武線タイプと違う文字なんです。「越後」は前出の4つの行き先と同じ文字アウトラインを使いました。これで違和感が無くなったと思います。

幕専は実車を表現するために作っているものではなく、全国の行き先のデザインを統一した形でデジタル化し保存しようという目的ですから、こういったあまりに異端すぎるものや、やっつけすぎるもの、他と相容れない単独のデザインなどは排除していく形になります。実車と同じものを作りたいという場合には、原本に当たっていただく他ありません。。

それではまた。