幕専 新幹線810-01 開発近況

こんにちは、かんりです。

 幕専の新幹線810-01に着手しています。ひらがな域の消化が85%くらいでしょうか。新幹線データは、一応企画データ扱いになってますが駅数が少ないので、実質全ての駅が入る路線データと同じような体裁になっています。路線データとの違いは、デザイン違いのバリエーションが入らないということです。未完成路線、台湾高鉄もふくめてやっと全てが埋まるというコマ数なので、これで丁度良いだろうと思っています。

 順調に作業を進めていますが、懸案が1点。恐らくですが、原典図面上の「行き先の幅」が、一般的な特急や快速の方向幕より狭いのではないかと疑っています。しかし幕専は仕様上の幅が既に決まっているので、これと異なる実装にはできません。従来の在来線の方向幕と同じ仕様(種別の幅と行き先の幅の割合について)で作っています。たぶん、模型レベルでは大きな違和感はないと思います。また、3文字行き先、4文字行き先の場合でも大きな違和感は無いと思います。2文字行き先の時の間の余白が広く見えるのが、一番目につくところかもしれません。

 逆にこの仕様の共通化のおかげで、他のデータと組み合わせて使用することも問題なくできますので、「こだま和歌山」とか色々ありえない表示を作ることは簡単にできます。また、種別あり幅の行き先のうち、2文字駅名の漢字を「特急幕の文字幅」で作っていますので、例えば「敦賀」や「雫石」「浦佐」といった駅のように、他のデータでは普通列車の快速表示サイズで作られる(種別ありの2文字駅名の漢字が、種別なしと同じ幅広のものを配置する)ものについては、特急用の代替として唯一使えるデータになります。
 もともと普通列車系の幕と特急系の幕は、2文字駅名の文字幅が異なります。普通列車系の幕は、種別がないタイプの漢字デザインがメインになっていて、快速は後付のロゴです。種別がある場合でも漢字の参照は「種別なし」のタイプと共通になるので同じです(例外:武蔵野線のハーフ枠快速、北海道7xx系快速表示)。一方で特急は、図面上では種別と愛称ありきでデザインされ、種別がない場合の行き先は考慮されていません(種別が無い場合は普通列車系のデザインを使うようです、ただ国鉄末期からJR移行後は使用図面の関係で種別があっても普通列車系の文字デザインを使う例もあります:北海道781系特急、14系海峡使用編成、189系中央線特急など)。
 幕専ではこの「種別ありの場合の2文字駅名漢字」について、特急と一般で厳密に分けて作っています。普通列車系の場合は「幅広」、特急系の場合は「正体」といった具合です。こだわる人にはこだわって欲しいところです。

 実在しないコマも続々と完成していっています。「安中榛名」・・・ありえません、こんなところで終わってしまっては困りますね。「岐阜羽島」こちらも非常に困ります、せめて米原まで行って欲しい・・・などなど、一応全ての駅が入っているはずなので、並行在来線がある場合には連絡列車を妄想したり、それ以外では地震によって長期間部分運休があったという脳内設定のもと、使ってみたりということができるでしょう。
 参考までに出典を書いてみます。「安」は安房鴨川から、「中」は中軽井沢から、「榛」は実在しないので特急くろしお湊町から改変、「名」は名古屋から。「岐」は特急みどり早岐から改変、「阜」は普通列車タイプの岐阜から改変、「羽」は普通列車タイプの赤羽から改変、「島」は西鹿児島から。なるべく実在する幕の1コマを意識しながら漢字を選んでいます。どうしてここまでこだわるのか、そう指摘されるくらいではないと本物を凌駕する品質は保てないと思っています。

 種別が完成した段階で、印字見本も公開してみます。それではまた

開発中のアウトライン「安中榛名」

開発中のアウトライン「安中榛名」

開発中のアウトライン「岐阜羽島」

開発中のアウトライン「岐阜羽島」