国鉄方向幕書体 有償版契約書のマイナンバー欄について

平素はロールズをご利用下さりありがとうございます。

 表題の件につきまして「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(以下マイナンバー法)」に抵触するものであるとのご指摘を受けました。また、マイナンバー制度の専門でいらっしゃる弁護士の方から、この趣旨の内容を具体的にご指摘・ご教示いただきました。

 このご指摘につきましては、ご指摘の通りロールズのマイナンバー法条文の解釈誤り・認識誤りによるものと判断しており、全面的にロールズの非であることを認め、当該の内容についてロールズが誤った情報を発信したことに対し、謹んでお詫び申し上げます。また、本件のご指摘をいただいた皆様におかれましては、深く御礼申し上げます。

つきましては、国鉄方向幕書体の有償契約は、個人契約によるお申し込みに限り、一旦無期限で中止させていただきますと共に、経緯および問題点のご報告ならびに重ねてお詫び申し上げるものです。

なお本件は、無償版の契約書・契約内容には影響ございません。

 
<経緯>

 1.国鉄方向幕書体の有償契約のうち個人契約に限り、マイナンバーの記載を必須としていた
 
  これは、使用許諾条件に明記された<ロールズの消滅・または版権譲渡に伴う措置>の
  記述によって、有償契約により発生する権益を債権として認めることで、帰属すべき
  個人の特定と債権の保全を間違いなく行うために必要になるとの認識から設定された。
  (法人契約に関してはマイナンバー欄ではなく顧問弁護士署名欄となっているため該当なし。
  無償版契約では債権が担保されないためマイナンバー欄は設けられておらず該当なし)

 2.本件に対してマイナンバー法抵触のご指摘があった際のロールズの当初見解

  マイナンバー法第十九条十五項の記述により、本人の同意があった場合、
  財産の保護を目的して マイナンバーを提供することができる(提供する側)との解釈。
  第十九条十五項を前提に、第十五条によってマイナンバーの提供を受けることができる
  (提供を受ける側)との解釈であった。

 3.ご指摘により、法律条文の解釈上「財産(同十九条十五項)」がロールズの言う「債権」
  とは合致しないとのご教示があった

  いずれの当初見解も条文の解釈・認識誤りであることが判明した。
  よって、個人の債権保護という観点からのマイナンバーの提供は行う事も受けることも
  できないと解釈することが正しいものであり、現使用契約書は早急に訂正されなければ
  ならないという結論に至った。

 4.ロールズはこの誤りを認め、正しい解釈を認識した上、使用契約書の公開を中断した

  合わせて修正と変更に着手。(2018/05/15-4:00現在 なお時系列は上載順通り)

 
<有償版契約書内容の変更につき影響を受ける方>

 ・個人契約で有償契約をお申し込みいただいたユーザー様1名

  法人契約・個人契約を含め、有償契約のお申し込みをいただいたユーザー様は
  2018/05/14終日現在で、個人の方1名様のみとなりますので、別途善後策として
  個別に契約書からのマイナンバーの削除につき郵送にてご案内差し上げます。
  (2018/05/15-20:00追記)該当される方への対応を完了しました。

 
<最後に>

 この度はロールズの稚拙な法律解釈による認識誤りで、ユーザーの皆様には大変ご迷惑をおかけし、またお騒がせしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。さらに、ご指摘をいただいた方におかれましては、誠にお手数をおかけしました。申し訳ございません。本件以外にもお気づきの点がございましたら、大変恐縮ではございますが、お知らせいただければ幸いに存じます。

 これまでロールズにて、ソフトウェア製品のユーザー各位、または配布販売における売買契約のお申し込みを頂いた方の個人情報の取り扱いにつきましては一切に万全を期しており、お取引にかかる本来用途以外に個人情報を用いたり、マーケティングに流用したりということは、ロールズ発足より現在に至るまで全くございません。また、個人情報にかかる法令違反等により処罰を受けたり、取り扱った個人情報の本人様にご迷惑をおかけした事例も一切ございません。少なくとも個人情報の不正取得や悪用・流用を考えるということは断じてありませんので、何卒経緯記載の通りとご理解願えればと存じます。

 修正後の使用契約書は公開準備ができ次第、ご案内いたします。

 (2018/05/15-7:00追記)
  2018/05/15-6:00に、本問題への対処を完了した改訂版の使用契約書をアップロードしました。変更点としましては、有償版(組み込み用途を除く)、有償組込版(組み込み用途に限る)の両使用契約書から、個人契約の選択欄とマイナンバー欄を削除しました。加えまして、無償版の使用契約書に法人契約の不可を明記、有償版の使用契約書に個人契約の不可を明記しました。個人様向けの有償契約お申し込みは、中止とさせていただきます。すでに個人様で有償版向けの契約書を郵送でお申し込みをされているという方につきましては、一旦契約書および返送用切手は返却させていただきますので、予めお含みおき下さい。

 (2018/05/17-12:35追記)
  2018/05/17-11:55に、個人情報保護委員会事務局に対して本件の報告を行いました。ロールズが本件に関して公知した経緯をご確認いただき、対処後の認識と対応に誤りがないことの確認と、対処にかかる個別の具体的な経過・現在状況について全て報告を行いました。法律に抵触する状態は解消されたものとの認識です。個人番号が記載された書類は、現時点でロールズにて預かるものはございません、2018/05/17-10:00時点で、お詫び書面とともにご本人のお手元へ、特定記録郵便またはレターパックにて返送済です(15日対応分の1件の他に、行き違いで16日到着の1件を返却済)。到着まで通常1~2日を要します。お手元に到着しましたら内容をお改め下さい。この先、郵送期間による行き違いによって同様に個人番号の記載された契約書がロールズに届いた場合は、随時返却させていただきます。ユーザーの皆様には大変ご心配ご迷惑をおかけしましたことを、重ねて深くお詫び申し上げます。