国鉄方向幕書体のバージョンアップ(v1.4)と使用許諾条件の改訂につきまして

 表題の通り、ロールズでは2018年3月15日に国鉄方向幕書体v1.4をリリースさせていただくこととなりましたので、事前告知(公知)を以下の通り行います。

 v1.4のリリースに伴い、v1.4未満の国鉄方向幕書体については法的にご使用いただけなくなります。継続でご使用を希望される方は、後述の無償版「有料配布」か、有償版「有償契約」をご検討下さい。

 使用許諾条件が大きく改訂されます。これにつきまして、60日ルールに従って本文の差異をPDFで公開しますので、事前に内容のご確認をお願いいたします。注意を要する点につきまして、v1.4より「無償版」「有償契約版(年契約5000円)」「有償契約版の組込用途(期限なし1作品50000円)」の3つのライセンスに分かれます。v1.4初回リリース版の時点では、使用できる文字に違いはありませんが、今後使用できる文字がライセンスごとに分かれることが有り得ます。有償版にはTTF版が復活しOTF版とバンドルされます。また、商標登録は全てのバージョンで不可となり、これらの用途につきましては有償受託サービス「アウトラインデータ作成サービス」で承ります。

【ライセンス形態について】

インストールとプログラム使用に関するライセンスが3つに分かれます。

1.無償版

 従来のライセンスから、業務用途を除いたライセンスです。現在、「v1.35以下を使って作った画像などをWEBサイトで使っている」「以前の版で作成した動画などはどうなるのか」とご心配の方、ご安心下さい。過去版で作成された成果物は、個別に成果物フリーライセンスが適用されており、営利非営利を問わず自由にご使用いただけます。詳細は後述の「成果物フリーライセンスについて」の項を参照下さい。また、配布方法につきましては「無償版の入手方法」の項をご参照下さい。
 v1.4リリース後は過去版を使って新たな成果物を作成いただくことはできませんし、v1.4をインストールされ、これを使って作成された成果物は、業務使用できません。販売目的であっても業務使用ではない、例えば個人の創作物即売会や教育機関の鉄道サークル誌販売等については、業務ではありませんので無償版で作成した成果物を配布販売していただいても差し支えございませんが、サークルそのものが営利集団であり営業活動としてされている場合は、業務用途となりますので使用できません。
 大丈夫だと思っていたらロールズの弁護士から訴訟を起こされた、ということが有り得ますので、疑わしい時・自信が無い時・今後業務としてやっていきたいという方は、有償契約版をご検討下さい。

2.有償契約版(組み込み用途を除く)

 従来のライセンス相当で、有償契約を必要とする業務用途向けのライセンスです。契約の申し込みと許諾・契約締結により、インストール媒体を提供させていただきます。契約時のバージョンを1年間ご使用いただけるライセンスとなり、二次配布・収録販売や組み込み用途ではご使用いただけません。バージョンアップは新規契約扱いとなります(たとえばv1.4の有償契約期間中にv1.5のリリースがあった場合、v1.5をご利用いただくにはv1.5の有償契約が必要です)。新バージョンがリリースされた場合でも、契約時のプログラムバージョンと使用許諾条件が契約期間満了まで適用されます。
 個人事業主様のご使用や、法人内で使用されるという場合は、ほぼ間違いなくこの契約形態を選択されることになります。総務部だけで給与明細の印刷にのみ使いたいといったような特殊な用途では無償版をお勧めする場合もありますが、まずありえないでしょう。
 インストール可能なパソコンの台数に制限はありませんので、1法人としてご契約いただければ1年間、5000円ポッキリで御社の所有される全国の全事業所の全PCでご使用いただけますし、成果物については営利使用に制限がありませんので、非常にお得な契約形態となります。OTFとTTFは1ライセンスで同時使用が可能です。

3.有償契約版(組み込み用途)

 有償契約を必要とする業務用途向けのライセンスで、二次配布・収録販売や組み込み用途(雑誌収録、WEBサイト組み込み、機器組み込み、ソフト内への組み込みによる二次配布等)でご使用いただく場合のライセンスです。従来のライセンスでは雑誌収録を除いて、組み込みは有償でも認めておりませんでしたので、本ライセンスはサービスとして新規となります。雑誌収録につきましては、申し訳ありませんが本版からは組み込み用途の有償となります。
 通常の有償契約版と異なり、契約期間がない代わりに1作品ごとに契約が必要です(例えばWEBフォントとして組み込むサイトが複数あるとき等)。同一名称のプログラムがバージョンアップを繰り返す場合(例えばオンラインゲーム等)については1作品となります。組み込み以外の利用はできません。新バージョンがリリースされた場合でも、契約時のプログラムバージョンと使用許諾条件が契約解除時まで適用されます。OTFとTTFは1ライセンスで同時使用が可能です。
 バージョンアップは新規契約扱いとなりますが、契約期間の制限はありませんので1度ご契約いただいた作品は特段の更新費用を必要とすることなく販売を続けることができますので、特にコンシューマーゲーム機向けのゲームソフトタイトルや、オンラインゲーム・オンラインサービスでご選択いただければ、サービスの継続期間が長いほど費用対効果が高くなります。
 使用許諾条件上、使用契約の解除にはフォントプログラム本体の削除を要しますが、ROM相当でリリースされる媒体製品などについては、市場に出た製品からプログラムを削除することができませんので(全品回収他なし)、そういった用途でご使用いただく場合に本契約は実質的に契約解除不可能となる場合が有り得ます。ただし使用許諾条件を順守され、違約使用料の発生がない限り不利益はありません。
 組み込み用途には成果物フリーライセンスは適用されません(印字成果物ではないため)。組み込みはインストールとは異なります。単にフォントプログラムをインストールしただけのPC環境をサービスとして供する場合は、本ライセンスで契約はできないものとお考え下さい(例えば組み込み契約1契約で、ネットカフェサービスに使う全台のPCにインストールする等)。

4.特殊ライセンス(ロールズパスポートライセンス)

 ロールズの活動にご支援をいただいた方、旧来版にて文書による使用契約を頂いていた企業様については、当該ライセンスが適用されます。内容は、v1.3までのライセンス相当に加えて個別にご契約いただいた内容がある場合にはこれを踏襲し、期間の制限はありません。また国鉄方向幕書体以外のプログラム商品、受託サービスについて「特価」が適用されます。
 本ライセンスはロールズの独断により個別に付与させていただくものです。今後もロールズが資料提供を公募した際などにご協力下さった方(または法人様)については、追加で本ライセンスを適用します。
 なお、v1.0版から教育機関向けとして設定しておりました無償特殊ライセンスにつきましては、数年来まったくご利用がありませんでしたので、廃止しても差し支えないものと存じ、v1.4版で廃止いたしました。今後は有償契約版(組み込み用途を除く)をご検討下さい。

国鉄方向幕書体ライセンス対応表

【ご契約の手続きについて】

 有償契約お申し込み書等の必要ドキュメントにつきましては、リリース日よりご利用可能となります。ロールズホームページの「国鉄方向幕書体」メニューにご用意します。郵送・メールの2種類のお申し込み方法を用意させていただく予定です(FAXについても検討中です)。

【成果物フリーライセンスについて】

 成果物フリーライセンスは、国鉄方向幕書体を利用して作成された「印字成果物(著作物)」に関するライセンスですので、前述までのプログラム使用許諾に関するライセンスとは異なり、ロールズとプログラム使用許諾契約を解除された場合でも、合法的かつ契約期間内に作成された印字成果物はその後も継続して成果物フリーライセンスの適用を受けます。このライセンスは印字成果物単位(著作物単位)で発生しますから、その成果物が消滅するまでライセンスも消滅することはありません。ただしこれは「印字成果物」に関してのみ適用されるものであり、二次配布や組み込み等の「フォントプログラムバイナリ本体」を含む組み込み成果物には適用されませんのでご注意下さい。
 2018/03/14までに、国鉄方向幕書体v1.3(v1.3リリース以前ものはその当時版)で作成された「印字成果物」については、すべてこの成果物フリーライセンスの適用を受けます。2018/03/15にリリースされる国鉄方向幕書体v1.4の使用許諾条件に同意されず、同日をもって国鉄方向幕書体の利用を停止され、ロールズとのプログラム使用許諾契約を解除された場合でも、国鉄方向幕書体v1.3(v1.3リリース以前ものはその当時版)で作成された「印字成果物」については成果物フリーライセンスの適用を受けますから、営利・非営利・業務使用・個人使用問わず、自由に配布販売していただいて問題ございません。逆に申し上げれば、業務使用契約をすることなく国鉄方向幕書体を業務使用したいという方・企業様は、その成果物を2018/03/14「までに」国鉄方向幕書体「v1.3xで作成」されれば、新しい使用許諾条件の適用を受けずとも、当該成果物を2018/03/15以降も成果物フリーでご使用いただけます。これは、使用許諾条件改訂に伴う60日ルール準用の結果です。なお、現時点で使用が許可されているバージョンはv1.3(v1.30~v1.35)のみです。雑誌収録等でこれより古い版の場合、現時点では法的にご使用いただけません。

【無償版の入手方法】

 ロールズホームページからの無償ダウンロードが廃止されましたので、今後は「郵送による有償配布」「イベント会場での有償配布」「ロールズで他の有償サービスをご利用いただいた際の納品時に無償添付」の3種類の方法で配布させていただきます。有償配布は手段により価格が変わります。また今後バージョンアップに伴い、配布価格を随時見直しいたします。詳細は、v1.4のリリース日にロールズホームページの「国鉄方向幕書体」メニューでご確認下さい。
 現時点で継続的に国鉄方向幕書体をお使いになっていて、有償化当日にv1.3のライセンスが失効して使えなくなるのは困るという場合には、メールにてお問い合わせ下さい。ご都合に応じて、事前に有償配布を行うことや、配布物到着までの旧版使用についての特別措置等をご案内いたします。

【使用許諾条件の改訂について】

 以下のDIFF差分PDFの内容をご確認下さい。内容はWinMergeによる差異グループを示します。向かって左側が現行使用許諾条件、向かって右側がv1.4向けとして2018年3月15日から適用される新使用許諾条件の本文となります。差異に関して色付きで明示されます。横印刷ベースになりますので、「対象をファイルに保存」や「名前を付けてリンク先を保存」等のブラウザ機能でダウンロードいただき、閲覧時に閲覧ソフトにて「右回転」機能をご使用下さい(ブラウザ上の閲覧の場合90度回転が出来ない場合があります)。印刷はできません。

使用許諾条件改訂新旧比較全文

WinMergeによる差異グループを、上から縦方向にGroupと便宜上呼び、Groupごとの変更内容について以下の通り注釈します。

<Group1>キャプション追加、Ver変更、TTF版復活に伴う追記
     業務使用禁止に伴う書体名の通り名の廃止
<Group2>形式、配布媒体、バージョン表記に関する記述を追加
<Group3>メールアドレスの巻末への移動と、お問い合わせポリシーの追加
     教育機関向けライセンスの廃止(過去に利用が一切なかったことによる)
     成果物の商標登録禁止を明記
     パスポートライセンスや業務ライセンス、付随する記述追加等
<Group4>見做し表記の統一
<Group5>暴対記述の詳細化
<Group6>契約終了について有償契約の場合の内容を追記
<Group7>文面解釈の条件、ロールズ消滅や版権譲渡時の債権について追記
<Group8>業務用メールアドレスの移動
<Group10>キャプションを従来互換に関する特記に変更、バージョン記載の変更
<Group11>同上
<Group12>同上
<Group13>旧版ひらがなへのダウングレード権廃止
<Group14>同上
<Group15>同上
<Group16>丸3項の特例をAdobe社Illustratorに限定、業務使用関連の記述差替
<Group17>変更履歴の追記
<Group18>無償ダウンロード公開終了のため、解凍パスワードを削除

 改訂内容についてご納得いただけない場合は、誠に残念ですが国鉄方向幕書体は今後(2018/03/15以降)ご使用いただけません。国鉄方向幕書体は2005年に開発をスタートして以来、一度もフリーソフトとしてリリースしたことはなく、常に有償化を目指して開発してまいりました。ロールズの営業活動と方針につきましては、自由経済下で保障された自由と権利の行使そのものです。どうかご理解下さいますようお願いいたします。
 小さな果実1つにも価値があり、自由経済下でそれを得るためには正当な対価が必要です。正常かつ健全な経済活動こそが社会を良くし、人を良くし、生活を良くしていく、そしてそこに目指すべき幸福があるものと信じます。

国鉄方向幕書体のバージョンアップ(v1.4)と使用許諾条件の改訂につきまして” への12件のコメント

  1. 国鉄方向幕書体はとても再現度が高く、私自身、趣味としていろいろと楽しませてもらいました。今は実物を見るのが難しくなってしまいましたし、架空の表示を作ったりと、鉄道好きには最高のフォントでした。

    このようなクオリティの高いフォントが “フリーフォント特集”のようなところに紹介されているのは、非常に残念なことです。
    そのようなサイトが「無料で当たり前」の風潮を作ってしまったのだと思います。

    急速な情報化の過渡期ですから、形のないものにお金を払うのに抵抗があるのはわかります。自動販売機で150円のジュースは買うのに、100円のアプリは買わない、などとよく言われたものです。
    ひと昔前ならば箱に入ったディスク媒体を買っていたので、所有感というか、実感があったわけですが、DL形式ではなにかモノが手に入るわけではありませんので、抵抗がある人も多いのかもしれません。

    この先さらに情報化が進み、どうなるかは分かりません。
    スマートフォンのアプリ市場は年々拡大しているようなので、人々が形のないものにお金を払うことへの抵抗は薄れつつあり、この先もそれが続くでしょう。
    となれば、あとは「質の高いものの影には開発者の努力や苦労があり、それに対して正当な対価を払って然るべきである」という認識さえ持ってもらえれば、良いのですが…

    今回のライセンス形態の変更がロールズ様にとって良い方向に働くよう、祈っております。私はこの先、有償版を使わせていただくつもりです。
    批判的な意見も少なくないことと存じますが、その方たちの「無料で当たり前」の認識が将来的に変わることを願うほかありません。

    これからも開発の方、頑張ってください。応援しております。
    そして遅ればせながら、2018年がロールズ様にとって良い年となりますように。

    • コメントありがとうございます。有償化へのご理解を賜り、痛み入ります。

      個人で趣味に使って楽しまれている方に対しては、今回の有償化は本当に申し訳なく存じています。あるお母さんが、お子さんの学校の体操服のゼッケンの印字に使用されたというお便りを頂いた時は、本当にほほえましく、嬉しいことだと感じました。そういった自由に楽しく使えるという状態で、ほほえましく成果物を作って使っていただいている場合には、こちらの制作意欲にも繋がりますし、プラスの影響のみで何も問題はなかったのです。

      しかしながら一方で、企業に属する人間が、使用許諾条件を読まない・理解しない・取引先にするのと同じように平気でだらだらとした問い合わせをしてくる等、少なからず大手企業で社会人をやっていた人間からすれば身の毛もよだつ程にだらしないメールが毎夜のことのように送られてくる、1時間におよぶ電話があったこともあります。「案件の都合で今日中に返答願います」と19時に送信されたメールもありました。ぎりぎり日付変わってから返信すれば、朝も10時を過ぎてからリプライがあり「ご苦労様です」とか宣っていらっしゃる。でもリプライがあっただけマシなほうで、大抵はリプライがない。最も酷いものは最初から会社名も名前も名乗らない、一体お前は何所の誰なんだとやんわり指摘すれば、「ロールズは信用できないので身分は明かせませんけど」と、いやいやそんな人間に何を許諾すればいいんですか。とまぁ、これを連日連夜やられると人間壊れそうになります(全て実話です)。

      結果このようなこと(有償化)になってしまった次第です。ですので、個人的に趣味の範囲でお使いいただいていたユーザーの皆さまにおかれては、まさにトバッチリであり、そういった皆さんに請求書を叩きつけるというつもりでは毛頭なかったのでありまして、この辺りの背景は再度になりますが何卒ご理解を願いたく存じます。今後も趣味で個人的にお使い頂く用途では、無償版も大切したいと考えておりますので、何が何でも金を払えという想いではないということは、あらためてお伝えしておかねばならないと感じ、この場をかりて発言させていただきました。

      これは良いものだと、金を払うに相応しいと、そう広くご判断いただる商品に仕上げるべく、今後も誠意がんばりますので何卒宜しくお願いいたします。

  2. こんにちは。無償版についてですが、「無償」と銘打っているにもかかわらず、「郵送による有償配布」や「イベントなどでの有償配布」とあり、表の「0円(税別)」の記述と矛盾しているように思われますがどういうことでしょうか?ここでの「有償」というのは送料などを表しているのでしょうか?

    • ライセンス形態上の「無償版」とは、ソフトウェア使用契約のライセンスが無償(つまり使用料が0円である)、かつ配布方法は有償ということになります。簡単に申し上げれば、使用料はかからないけれどもタダでは手に入りませんよ、ということです。

      • 無償版の利用を検討している者です。こちらの利用許諾条件には記載がありませんが、契約書上では「日本国籍で日本国内に住民登録をしている」というチェックボックスがございます。
        当方、中国国籍ですが、日本国内に在住しています。幼少期から日本に在住していて、生活基盤も日本にございます。その場合、こちらのフォントの利用は出来ますでしょうか?

        • 申し訳ございません、ご指摘の内容ですが「日本語が分かるか」「日本に長く住んでるか」ということに国籍指定の条件があるのではなく、これは例えば旅券失効により帰国を余儀なくされた場合等、たった一定期間であっても契約当事者間で日本国内法が事実上適用できない状態となる可能性がある場合を想定し、日本国籍かつ日本国内に住民登録していることをもって、いつ如何なる場合であっても日本国内法を適用できることを担保するための条件として設定しています。大変恐縮ながら現時点での使用契約書(無償版)においては、外国籍の方の契約は想定していない(できないもの)とお考え下さい。つまり万国いずれの国の方であれ、外国籍でいらっしゃる場合は等しく本制約を受けることとなります。なお、使用許諾条件における国籍制限については、旧来版v1.3の使用許諾条件より明示されています(47行目以下)、最新版もこれを踏襲しています。

  3. 有料化の扱い自体は会社のご判断なので問題ないと思いますが、有料許諾申請書にマイナンバーの記載を求めているのは、いわゆるマイナンバー法に抵触します。どのような根拠でマイナンバーを求めていらっしゃるのでしょうか?

    • 別記事にて菱井いろはさんのご質問に返答させて頂いた通り「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(マイナンバー法)第十九条の十五項」に「財産の保護のために必要がある場合において、本人の同意」があれば提供を受けることができるとされており、ロールズにおける有償契約者のマイナンバーは、この有償契約者に生じる債権の保護のみを目的としており、まさに財産の保護を目的としているものです。したがって本項に合致するものとして、提供を受けることが違法とのご指摘はあたりません。

      本返答は、当方の認識誤りであることが専門家の方のご指摘により明らかとなりましたので、訂正させていただきます。申し訳ございません。当方の認識とは異なり、「財産の保護のため」という条文は「債権の保護」には合致しないものであるとのことです。これはマイナンバーを記入いただく大前提としての権益の保護に「財産=債権」と誤解釈したことによるもので、悪意や疑わしい目的のために設定したものではありませんでしたが、現行国内法に抵触する恐れがある以上、謹んでお詫びの上、撤回・訂正させていただきたく、誠に申し訳ございませんでした。

      (2018/05/17-12:55追記)
      2018/05/17-11:55に、個人情報保護委員会事務局に対して本件の報告を行いました。ロールズが本件に関して公知した経緯をご確認いただき、対処後の認識と対応に誤りがないことの確認と、対処にかかる個別の具体的な経過・現在状況について全て報告を行いました。法律に抵触する状態は解消されたものとの認識です。

  4. コメント失礼致します。当方、無償版の使用を検討させて頂いている者なのですが、仮に申請が通った場合、以前配布していた物を無償にて使わせていただく事は可能でしょうか?それとも新規にv1.4を購入する必要があるのでしょうか?

    • mokeiさんにて、v1.4のリリース以前に、v1.4未満のバージョンで作成された印字成果物(配布物)は、現時点においても、使用契約のお申し込みをいただくことなく配布販売が可能です。v1.4無償版の使用契約をお申し込みいただいた場合、v1.4無償版で作成された成果物については配布・販売はできませんが、2018/03/15までに作成された成果物は、そのまま配布販売を続けることが可能です。つまり、2018/03/15までに作成された成果物の配布販売のみを目的とされる場合、v1.4の使用契約お申し込みの有無は全く影響しませんので、v1.4の使用契約お申し込みは不要となります。使用許諾条件を今一度ご確認下さい。

  5. コメント失礼いたします。
    v1.4未満の国鉄方向幕書体については法的に利用出来なくなる、また別ページには個人であっても刑事罰の対象となるとありますが、これはどの規定に違反するとのお立場ですか?
    (著作権法上は、違法ダウンロード、保護手段の解除、および違法に複製されたプログラムの使用しか、個人の使用を罰する規定はないと思われます)

    • Lさん、規定とおっしゃっているものは、法律の条文を指すものでしょうか。
      前者の「法的に利用できなくなる」と申し上げている根拠は、ロールズ国鉄方向幕書体をご利用いただくことの前提が、使用許諾条件を特約として定めた契約であるからです。ここで言う法とは、民法を指します。民法上の契約の特約である使用許諾条件に反することは契約違反となりますので、法的に使用できなくなるという表現を用いています。
      後者の「個人であっても刑事罰の対象となる」と申し上げているものは著作権法上の一般論です(個人であっても罰則がありますという意味です)。契約の特約である使用許諾条件に反する契約違反が発生した場合、ロールズは民法に基づく契約解除を行います。契約が解除された場合、フォントプログラム(著作物)を複製することも使用することも認められませんので、この時を以て違法に複製されたフォントプログラムの使用に該当する恐れがあるということを述べています。
      ロールズの見解としては以上ですが、法律の専門家でありませんので、細部について、またどのような条件で個人が著作権法違反によって罰則を受けるのかにつきましては、弁護士の方へご相談下さい。また、ロールズの主張が認められるか否かは、捜査機関や裁判所の判断であり、結果としてロールズの主張に限りません。

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